土、日、月と、三日間通して、舞洲のバチ抜け調査を行いました。
神戸、貝塚と、バチ抜けの釣果報告が聞こえる中、舞洲も始まるだろうと、週末の調査を敢行しました。
常吉大橋下
ここは潮の流れが、スラッジセンターを背にして、右から左へ流れたほうが、なぜか調子がいいポイントです。
左手は淀川尻、右手は青蓮寺川尻となっており、青蓮寺川は、バチ抜け最盛期にはバチが多すぎて、逆に釣れないこともあるそうです。
そんな、青蓮寺川で抜けたバチが流されて、最初に流れがぶつかる所が、この常吉大橋下になる訳です。
土曜日の潮は左から流れており、やはりバチの姿は見えず。ボトムを探っても、バチが引っかかってくる様子はありませんでした。
日曜日の潮はポイント到着時は左から、しばらくして右からの流れに変わり、少数ですがバチの姿も確認。いわゆる赤バチで、素早く泳ぎ回るタイプです。ゆっくりと泳ぐ中バチも確認できましたが、数が少ないのか、シーバスの回遊がなかったのか、ボイルも起きませんでした。
月曜日は初めから右から左の流れでした。青蓮寺川からの潮目も確認できます。しかし、バチの姿は見えず・・・しかし、ボラジャンプや、時折ボイルらしきものも確認できますので、魚っ気は三日間通して一番ありました。しかしながら焦ってキャストしてしまい、ライントラブルで時合終了w
三日間通してノーフィッシュです。
夢舞大橋下
夢洲と舞洲をつなぐ橋の下です。セレッソ大阪のグラウンド裏になります。
さて、こちらの様子はというと、橋脚の作るが複雑なため、流れがある時は川のように激流が発生します。秋のタチウオのシーズンになると、浮き釣り、ワインドと、多くの人が訪れ、ハイプレッシャーなポイントと化します。
土曜日も激流となっており、表層にバチの姿は見えません。流れてしまったのか?
日曜日は穏やかでしたが、時間が合っていないのか?夜光虫が大量発生しいおり、コンディションが良くありません。水が死んでいる感じでした。
月曜日のここではバチの姿を確認。赤バチと中バチ、両方を確認しましたが、やはり魚の姿は見えず。
まだ早いのか?
三日間通してノーフィッシュともなると、流石に気持ちが折れます。
バチパターンでは、ルアーがドンピシャで当たらないと、爆発しないとも聞きますが、そこまでセレクティブなのでしょうか?
単純に、シーバス自体が、まだポイントに入っていないのかも知れません。居着きのものも居るのでしょうが、まだバチを偏食する状況ではないのでしょう。
しかし、ほかのベイトの姿も見えませんので、やはりシーバスが入っていないと考えられます。
魚がいないことには、ルアーをどれほど投げようとも釣れませんね!
バチは潮の加減と、月の明るさで繁殖の時期を知るのだと言われています。今週末は新月でした。これも何かしらの影響があるのでしょうか?
今回の調査の結論
まだ早いと結論付けます。
しかし、もう少しでバチ抜けパターン開幕です。もうすぐそこまで来ています。週末のGW突入頃には、開幕するのではないでしょうか。
今週末も、調査を敢行したいと思います!
来るバチ抜け祭りのために・・・
次の大潮で本格的に開幕するでしょう。そのためにも、タックルの準備は万全に行いたいものです。
ルアーの紹介は以前しましたので、今回は別な観点から。
バチ抜け専用ロッドは必要か?
ものの本には、バチ抜けパターンを攻略するために、専用のロッドを宣伝していますね。確かに、鉄板バイブをぶん投げるような、がっしりしたロッドには向いていません。また、限られた小遣いのなかから、春先しか使わない(使い方次第で、何にでも使えますが)ロッドを購入なんて・・・
そこで、あえてバス用のロッドをお勧めします。舞洲のバチ抜けでメインとなるシーバスは50cm前後。まれに70~80cmクラスも混じりますが、ほとんどが50cm前後です。バス用でもミディアムクラスなら、十分にファイトも楽しめるでしょう。
これなら、お安い物もあります。
いかがです?EVAグリップがお気に召しませんか?それではこちらなどはいかがでしょうか?
あえてバス用ではなく、奥様に内緒で一点豪華主義でいくなら、このあたりでしょうか?
ヤマガブランクスとモアザンは私の欲しいものですねw
フィッシングショーで振ってみましたが、軽い!ぜひ実釣で使ってみたいものです。
バチ抜けに適したリールとは?
鉄板バイブを巻き巻き、ショアジギングのように投げる、巻くの釣りではありません。
ルアーをできるだけ流れに乗せて釣るスタイルですので、当然ハイギアのリールでは難しくなります。
しかし今季、私の愛用しているカルディアKIXはOHに出しているため、代わって11カルディアに登場していただきました。セールで在庫入れ替えのため、お安くなっておりましたので・・・
ええ、ハイギアです。ハンドルの回転に気を付けて巻き取れば、バチパターンのスローでも対応できる・・・はず。
本来ならノーマルなギア比のもので、スローに釣るほうがベターですね。
ダイワさんから、こんな魅力的な商品が出ております。
か・・・かっこいい!
いやらしいほどに、黒金です。このゴールド、フィッシングショーでは、もう少しオレンジがかっておりました。黒いリール大好きです。
おわりに
これから色々な魚が釣れるようになります。鉄板バイブの夏シーバスや、ショアからの青物、アジングやエギングなど、いろいろな釣りが始まります。
タックルの準備を整えて、ハイシーズンを迎え撃ちたいと思います!