2014年シーズンも、もうすでに5戦を消化し、本日は第6戦が開催されます。
今年は全18銭が行われるわけですから、すでに3分の1を消化した状態ですね。早いなぁ。
前回までのあらすじ
MotoGP
マルク・マルケスが開幕から5戦連続ポール・トゥ・ウィンを決めました。ライダーズポイントもパーフェクトの125点。
ダニ・ペドロサは着実な走りで、表彰台圏内を確保し、フランスGP以外は表彰台に乗る活躍。ワールドスタンディングは2位。
一方、ヤマハ勢は苦戦を強いられているようで、マルケスに対応しうるであろう、ホルヘ・ロレンソはここまでで3位表彰台が一度きり、皇帝バレンティーノ・ロッシが2位を3度獲得し、ワールドスタンディングも3位を獲得しています。
レギュレーション問題でごった返したシーズン前でしたが、いざ走り始めてみると、なかなかに面白い結果が出始めています。
その最たるものが、ドカティの上位進出ですね。ワンランク柔らかいタイヤの恩恵もあるのでしょうが、これはこれで、面白い戦いだと言えます。なにも全部が全部、イコールコンディションでなくても良いんじゃないでしょうかね。
Moto2
我らが中上貴晶君。昨シーズンの走りを見る限り、今年はやってくれそうな期待を寄せていたのですが…開幕戦で2位表彰台を獲得して喜んでいたのも束の間、一転してノーポイントと、流れに影響するような結果となってしまいました。
その後もポイント獲得圏内で走るのが精一杯のようで、このままでは年間王者は程遠い状況です。
長島哲太は、ルーキーと言う事もあり、まぁ、大方の予想通りの走りです。初めて走るサーキットがほとんどで、慣れない海外での生活、スタッフとのコミュニケーションの問題など、日本人ライダーの壁に悩まされている様子。
語学って大事なんですね。
ランキングはエステベ・ラバットがトップの99点。続くミカ・カリオが92点と、マーク・VDSレーシングチームのワンツーとなっていますね。
カリオに関しては、前回のフランスでキャリア初の2連勝と、波に乗っています。
Moto3
小排気量のクラスになるにつれ、ドッグファイトが多く見られ、非常に興奮するレースが繰り広げられます。
残念ながら日本人ライダーの参戦はありませんが、面白いレースが多いので、チェックは欠かせません。
ジャック・ミラーが開幕から2連勝でトップに立つと、その後も着実にトップ5に入る走りでランキングトップを堅守。ポイントは104ポイントと、一人飛び出した形となっています。
続いてロマーノ・フェナティが74ポイント、エフレン・バスケスが72ポイントと、2位以下は接戦です。
フェナティが所属するスカイ・レーシングは皇帝ロッシのプロデュースするチームで、オフシーズンはロッシとともにトレーニングを行ったりと、なかなかの厚待遇ですね。そのおかげか、上位で活躍しています。
ムジェロの戦いはどうなる!?
前置きが長くなってしまいました。
それぞれのクラスの注目点を挙げてみましょう。
MotoGP
予選が終了し、マルケスが圧倒的な速さを見せて、ポール獲得です。
- 何と言ってもマルケスの6戦連続ポール・トゥ・ウィン達成なるか!?
- ムジェロで成績の良い、ロレンソの逆襲はあるのか!?
- ロッシは10番手からどう戦う!?
- 青山博一の動きに注目!
青山のチームドライブ・レーシングは、今回チームメイトのニッキー・ヘイデンを欠いての出場です。
Moto2
ラバットがポールを獲得しましたが、周囲の状況として、FP3以降、タイム更新した選手がほとんどいない状況でした。
- 連勝中のカリオ、後方グリッドからの3連勝なるか?
- ラバット、チームメイトとのバトルに終止符を打つか!?
- 中上貴晶の上位進出はあるのか!?
- 長島哲太はどうだ!?
ルーキーのビニャーレスも、このムジェロで苦戦している様子なので、中上の上位進出に期待したいところ!
Moto3
ホンダのMoto3マシンの相性が良さそうですね。上位に進出しています。
- ミラーはランキング首位を守ることが出来るか?
- フェナティは地元ラウンドで、大輪の花を咲かすことが出来るか!?
- ポール獲得のアレックス・リンスはそのままポール・トゥ・ウィン達成なるか!?
マルケス弟の動きにも注目ですね!
決勝結果は
上記の時点では、まだ決勝が始まっていませんでした。途中、急な仕事で書き込みが出来ませんでしたので、帰宅時には、決勝が終わっていました。
まだ、結果は見ていませんので、ネタバレ現金の方向で・・・