シーバス撃ち

舞洲シーバス大戦~バチは抜けているか~

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ご大層な表題をつけてしまいました。

むしゃくしゃしてやった。今は反省している。

さて、場所によってはそろそろ、バチ抜けが始まっているようですね。

バチ抜けシーバスでシーバスにはまった私としては、待ちに待った季節の到来です。大量に抜けたバチが泳ぐ海面は、結構グロいのですが・・・

バチ抜けとは?

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上の画像はいろいろなサイトで見ますね。ここまで多く抜けているのを見る機会はあまり無いですね。

バチ抜けとは、イソメやゴカイなどの多毛類が、繁殖のために普段生息している泥底から抜け出し、海面上を漂い、繁殖活動を行う現象を言います。

広範囲へ子孫を分布させるべく、潮位が最も高くなる時期を狙って、イソメ達は繁殖活動にいそしむ訳です。春先の大潮にこのバチ抜けが多く見られるのは、このためだと言えます。

舞洲のバチ抜けは?

さて、ここ一月ほどの間、毎週末に舞洲のホームポイントへ観察に出かけているのですが、まだまだ抜ける気配はありません。

いわゆる「底バチ」かと思い、メタルバイブ等で底を引いてくるのですが、引っかかってくる様子も無く。

底バチとは?

文字通り、バチは泥から抜け出しているものの、海面へ浮上せず、海底付近を漂っている状態を指します。この状態で、シーバスがバチを偏食している場合、レンジ、巻き取りスピード、そしてルアーの選択が非常に難しくなります。

昨日は潮の動きもあまりなく、おまけに日が暮れるにつれて、強風が吹き荒れる始末。

この風が物凄く冷たい!北風が水面を波立たせるほどとなり、遊泳力の無いバチには悪条件が揃ってしまいました。

戦果はお分かりのように、ボウズでした。

どうやら舞洲はまだ先のようですね。5月前半が最盛期でしょうか。今週末の大潮で、始まるのかもしれませんね!

バチ抜けのルアー

先日の調査でのバイトは一回だけ。コツン、と捨て石にでも当たったかと思うようなバイト。

この時に使っていたのが、ジャクソンのにょろにょろ。バチ抜け対策には必須ルアーですね。

にょろにょろ(Jackson)

デビュー以来、バチ抜けルアーとして結果を出し続けてきた「にょろにょろ」。その不思議な生命感と唯一無二のポテンシャルは、バス、トラウト、メバルなどジャンルの垣根を越えて活躍の場を広げている。極端に細身のシルエットはバチに限らず、サヨリやシラスなどの細身のベイトフィッシュをも演出可能。意外と難しいと言われるサヨリパターンでは、絶妙なシルエットがマッチザベイトでシーバスを魅了する。また、昨今よく聞かれるイカパターンでは、イカの動きの特徴である上下左右の平行移動を、平行フォール&タイトアクションでコイカを演出。アイデア次第で様々なベイトを演出しオールシーズンで「使える」ルアーと言えよう。基本設計は中空ボディ底面部に専用設計の極細ウエイトを搭載し、ボディの空気抵抗の少なさと低重心化の両立で、美しい飛行姿勢をキープ。フォール姿勢は細かなロールアクションを加えた水平フォール。ローリングアクションとヘッドを支点にした緩やかなウォブリングアクションがミックスされた独自の「にょろにょろアクション」は、余計な動きを排除することでハイプレッシャー下でも多くのバイトを誘発する。トゥイッチ、ジャークなどのロッドワーク次第で足の長いダートが可能で、逃避するベイトをリアルに再現。

 

メーカーサイトの紹介にもあるように、バチだけにとどまらず、さまざまなシーンで活躍します。スローに引くとゆらゆらと艶めかしく誘い、軽くトゥイッチを入れると、不規則に軌道を外れるダートアクション。今期はこれ、使い倒してみようと思いますね。

何度も紹介していますが、DUOのマニック95は、サイズの割によく飛びますので、バチが水面を走りだした時に最適のルアーです。

マニック95(DUO)

マニックは全く新しいコンセプトのもとにデザインされています。その外見からバチ用と判断されがちですが、シンプルが故にその対応力はベイトを選 びません。唯一無二のアクション"マニックムーヴ"が生み出す繊細な波動でシーバスの側線を刺激し、偏食著しいバチパターンはもちろん、人的プレッシャーの高いタフコン下でも圧倒的 なバイトをもたらします。ファーストモデルの95mmは、ベイエリアでの使用に最適なスペック設定。陸っぱりからボートゲームまで幅広く対応します。

マニック大好きです。飛ぶし、釣れる。先行者がにょろにょろで届かない部分のボイルを、狙い撃ち出来ますよ!弱点は浮き上がりが早いので、表面を意識している魚にはアピール出来るのですが、そうでない魚には全くと言っていいほど、歯が立ちません。

フックが#10と小さいので、ランカークラスがヒットすると、フックが折れる事もありますね。74cmを捕った時は、リアフックが折れてました。

ワンダーの性能もバチ抜けには有効です。

ワンダー(ラッキークラフト)

引き抵抗のない釣ってる気のしない元祖シンキングペンシルは予想もしない釣果を叩き出します。基本テクニックはタダ巻き。シンキングペンシルだからこそ圧倒的な飛距離を武器にオープンウォーターから河川、港湾部といかなるフィールドやスタイルにも合わせて使いこなす事ができます。サイズも45mmから95mmサイズと幅広く、根魚のメバル、カサゴからシーバス、ヒラメ、マゴチ、青物までと釣りのジャンルも幅広い。ワンダースリムは、バチシーズンを中心とする捕食ベタな状態にはめっぽう強くなっており、スリム形状のためウェイトの割りに飛距離も格段にアップしています。

元祖シンペンのワンダー。弱点はその錆びやすいフック!驚くほどすぐ錆びる!一回使ったら、翌日には交換した方が良いかもしれませんよ・・・特にバチ抜けのバイトはショートバイトが多いので、常にフックはピンピンで挑みたいものです。

攻め方を組み立てる

バチ抜けの攻め方のコツとしては、水面が穏やかで、バチの波紋がある場合、バチの動きを模して、水面をV字の波を立てながら引いてくる・・・これだけです。

バチの波紋が無い場合、まだ水面まで来ていないのか、抜けてすらいないのかで攻め方は変わってきます。にょろにょろを遠投し、ボトムまで沈めて引いてきましょう。バチが引っかかってくるのであれば、にょろにょろやワンダースリム95で攻めましょう。この場合、流れに乗せてのドリフトが有効です。

バチは遊泳力が無いので、流れに逆らって泳ぎきることはできません。ですから、アップクロスでキャストし、流れに乗せてリトリーブが基本です。

バチは光に集まる傾向がありますので、明暗部などを絡めることで、より釣果が期待できますよ!

ボイルが一定の位置で発生する場合

この場合、流れてくるバチを捕食している可能性が高いので、ボイルするポイントを見極めて流れにアップクロスでキャスト、ボイルポイントをかすめるように引いてくれば、バイトを得られるでしょう。

ボイルがそこかしこで発生する場合

乱獲モード突入です。当日のバチの動きに合わせれば、容易にバイトを得られるでしょう。できるだけ暴れさせず、手短なファイトを心掛けましょう。

ボイル発生なしの場合

イベントタイムが終わったのか、まだ始まっていないのか、レンジを下げれば食ってくることも多いです。バチだけにとらわれず、さまざまなパターンを駆使して攻略しましょう!

今回のまとめ

バチ抜けパターンのシーバスは難しい、と言う人と、イージーだと言う人、真っ二つに分かれますが、私はここからシーバス攻略を始めたので、一番判りやすいパターンだと思っています。

何より海面を覗き込めば、当日の傾向が判るわけです。

しかし、バチを偏食するシーバスも、なかなか攻略が難しい相手である事は確かです。このブログを覗いた方が、一匹でも多く仕留める事ができたなら嬉しいですね。

ぜひ、ご参考に!

週末はバチ抜けシーバス、再度調査に行ってまいります!

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