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はい、毎度のことながら、先日(5/10,11)も舞洲にバチ調査に行ってまいりました。そのご報告です。
結果から申し上げますと、今週末もノーフィッシュでフィニッシュです。 前回の投稿の内容も踏まえて、今回の調査に挑んだのですが・・・
新兵器投入
今回は新しくルアーを追加しました。
パズデザイン フィール100SG
バチ抜けや稚鮎、シラス等を偏食するシーバスを狙う場合一般的な ミノーのようなアクションではなく水面下を滑るようにアクション するタイプのルアーが有効になる。Feel100はシンキングペンシ ルの特性を十分に発揮できる性能と仕様でセレクティブになったシ ーバスの本能を刺激します。 ■ スリムボディーによる違和感の軽減 ■ 僅かな水流変化をとらえるボディー形状 ■ 適度な引き抵抗があり、ライントラブルも軽減 ■ キャスタビリティーとアクション効果に優れたウエイト配置 全長:100mm 重量:7.4g タイプ:シンキング アクション:テイルスライド フック:がまかつRBMH #12
使用感
結構飛びます。にょろにょろと同様な使い方で十分だと思われますが、引き波を丁寧に出すと、これが効くとのことです。
意外と引き抵抗がありました。公式の謳い文句は、あながち間違いでもないようです。
今回はチャートとクリアレッドで勝負です。
やはり流れが重要
本日の舞洲・常吉大橋下は左から流れる状況で、”うねり”がひどい状況でしたが、バチの姿も確認でき、状況は日ごとに良くなっているようです。
日没後しばらくして一転、右からの流れが発生し、潮目が右から移動してくるような状況でした。 うねりも収まり、実に釣りがしやすい状況になった時には、バチの姿はどこかへ消えてしまったのでした。
しかし、右からの潮目がキャストできる位置に移動し、フィールをスローに引いてきた時、ようやく魚からの回答がありました。フッキングには至りませんでしたが、明らかにボラのそれとは違う感触。 やはり潮目に魚がついていたようです。 そんなアタリが2度。
チャートのフィール、クリアレッドのフィール、共にスロー引き。
水面の戦いではないのか?
フィールをスローに引いてくると、水面よりもやや下、5cmぐらいの所を泳ぐのですが、マニックとはレンジが違うため、本日はマニックでのアタリはありませんでした。
そういえば先日のアタリも、にょろにょろでしたので、どうもレンジが下がっているのではないでしょうか。
そして、それを決定づけるようなファクターとして、バチが底から這い出し、表層まで泳ぐイメージでにょろにょろを使った際、バチが引っかかってきました。
所謂「底バチ」です。「この状況になると、難しい」と、エイトの店員だった後輩は言います。
そんな底バチの状況を目の当たりにするとは、思いもしませんでした。
今回の反省
今回は表層の釣りに拘り過ぎたのかもしれません。
先日も、にょろにょろを沈めた釣りでアタリがあった訳ですから、やはりまだ魚が底を意識しているのでしょう。
時間帯によるものかも知れませんが、舞洲においては、まだ「表面のバチパターン」は成立していないのだと推測できます。
むしろ、バチパターンの時期を迎えることなく、最近よく見るようになった、ハク(ボラの稚魚)等のマイクロベイトパターンなのかも知れません。
こればっかりは、魚を釣って、その腹の中を見てみないことには・・・
しかしながら、マイクロベイトパターンとバチパターンは、割と似通ったルアーを使えます。
今度はマイクロベイトも意識して、誘いをかけてみようと思います。