今回は観戦後の感想で行きたいと思います。
順位予想を考えるものの、意外と当たらないものですね。
以下、ネタバレを含みますので、自己責任でどうぞ。
モト3
今回は一番最後に開催されたモト3です。
最近のモト3は、大混戦がレース後半まで続き、見ごたえのあるレースが繰り広げられます。
今回も全部で15台が先頭集団となり、抜きあい差し合いでした。
個人的に注目している、ミラーは予選から苦労していたようで、前半こそ先頭争いをしていたものの、最終的には7位でフィニッシュ。
今回はリンスが優勝、マルケス弟が2位に入り、ホンダのマシンがワンツーを飾りました。
リンスは前戦で周回数を間違えてしまい、勝てたレースを落としていましたが、これで汚名は返上ですね。
モト2
今回のレースは、モト2クラスから始まりました。
予選中の巻き込まれ転倒により、長島哲太が右足を解放骨折、右肩脱臼と、重症です。これは今シーズンは厳しいでしょう。なんとか、日本GPに間に合えば良いのですけどねぇ。
ザルコが前半をリードします。カリオが抜け出し、集団をリードします。このまま逃げ切るかと思いきや、チームメイトのラバットが最後の最後で差しきり、逆転優勝。
かなり熱い戦いでした。正直、逃げ切りのレースより、こういったバトルのほうが良いですねぇ。
ビニャーレスが3位に入り、「久々に上位に顔を出したルーキー。ラバットとのバトルもクリーンで、見ごたえのあるものでした。
モトGP
久しぶりにロレンソがレースの大半をリードする走りを見せました。
しかし、後ろでピッタリとマークしていたマルケスを引き離すことが出来ず、残り数周でトップ陥落。
マルケスのミスもあり、何度か抜きあいがあったものの、ロレンソの消耗したタイヤではどうすることもできず。
結局、またマルケスの優勝となりました。
ロッシはきっちり3番手を確保。この3番手争いもバトルがあり、楽しいものでした。
ドヴィチオーゾのドカティも速くなりましたね。ヤマハ、ホンダと互角に戦えるマシンに仕上がってきました。来期はスズキやアプリリアも復帰するので、なかなか楽しいことになるのではないでしょうか。
まとめ
やはりマルケスは強かったですね。連勝記録の重圧から逃れて、考え方も変わったのではないか?という見方が一般的ですね。
人間ですから、プレッシャーに負ける時もあるし、多少のセッティングの狂いで、本調子が出なくなる事もあります。
ワイルドカードで中須賀が今年も参戦ということで、これで3年連続ですね。秋吉のワイルドカードもあっても良いかと思いますが、ヤマハ党な私としては、中須賀君でオッケー。
青山がオープンクラスのランク3位にいるのは意外と知られていない。
モト2参戦の長島の怪我は、チームアジアのアズランの転倒した車両が突っ込んできた、という形だったようで、本人の予想しないタイミングでの転倒なので、重症になりやすい環境だったのは確かです。
なんとか、日本GPに間に合わせて、凱旋入賞(優勝は無理でしょう)を期待したいですね。
中上君は久しぶりのポイント獲得。ほんの少しですが、上昇の気配が見られますね。このまま上がってこい!
ワイルドカードでモリワキに乗る高橋裕紀が、日本GP参戦。1戦だけですが、GPへ復帰です。しかしまたモリワキ・・・いや、モト2初代チャンピオンマシンですけどね。