冬になってすっかり南港には近づかなくなってしまいました。だって寒いんだもん・・・
この時期になると、北西の風が強く、コスモスクエアはモロに風表となってしまいます。ワインドですら流されるような風で、正直釣りどころではない・・・
加えて、夜間の寒さと暴風で、戦意を喪失するまで、それほど時間は必要ないのです。
冬の南港周辺の状況
頑張ってる人達はいるようで、ちらほら、キャッチの情報を得ることができます。いる所には、いるのでしょう。しかし、一筋縄ではいかないのが現実です。
キャッチに至るには、ポイントの絞込みと、時合を逃さないことが鍵を握っています。
では、絞込みの要点はなんでしょうか。
メバルは凪を釣れ
メバルはあまり遊泳力の強い魚ではありません。しかし、カサゴなどのように障害物に張り付く、という生態でもなく、割と中層にステイしながら生活しているようです。
なので、風表で界面が荒れてしまうと、メバルはステイできなくなってしまい、障害物に寄り添うようになるか、穏やかな海面へ移動してしまう訳です。
これが凪を釣る、ということに繋がったのでしょう。荒れている界面でも釣れなくはないのですが、メバルタックルに代表される、ウルトラライトなタックルでは強風に対抗できる術もなく・・・
よって、風裏を探すことが、何よりの釣果に繋がります。寒さに負けるまでの時間も伸びますよ(笑)
コスモスクエア周辺で言うと、ATC裏、平林周辺になるでしょうか。
舞洲だと南側の緑地公園の親水エリアですね。
時合を逃さないために
やはり潮の動きは重要ですので、上げ7分、下げ3分は意識して挑みたいですね。
私はスマホのアプリで潮時を見ています。便利な時代になりましたねぇ。
そんな時にトラブルで時合を逃していては、釣れるものも釣れなくなってしまいます。
そのために、トラブルレスなタックルを用意しましょう!
- PEラインの毛羽立ちをチェック
- 釣行前に自宅でリーダーを結んでおく
- 消耗品(フック、ワーム、シンカー)の残量確認
- ヘッドライトの電池の予備を購入
最初からフロロで挑むなら、ラインの劣化、クセ付きなども確認しておきましょう。
一番怖いのはライントラブルですから、ライン関係は入念にチェックですよ!
南港周辺という場所柄
海に面してはいるものの、比較的市街地に近いので、コンビニやトイレには不自由しませんね。
ATC裏で釣りをするのは、少々気が引けますが、~18cm程度までなら、割と釣れます。
コスモスクエアで狙うのならば、護岸際がベターでしょう。足元がスリットになっているので、魚のストックはそれなりにあります。しかし、思いっきり風表なので、比較的重めのリグで挑まざるを得ないでしょう。そんな中で限界まで軽くできれば、キャッチにつながるのではないかと。
沖目にも、なにやら障害物がありますので、根がかるようでしたら、そこを重点的に攻めてみるのも良いでしょう。
平林は・・・すいません。シーバスでなら攻めた事はあるのですが、メバルはちょっと・・・かなり運河寄りなので、メバルにはきついかもしれません。
舞洲では、ワインドの75mmワームを追っかけてくる巨メバルを目撃したことがあります。残念ながらバイトには至りませんでしたが。シラサエビの探り釣り等で、護岸際を丹念に探っているご老人が、「誰も釣らんからわしが釣る!」と息巻いておりました。
魚影自体はあまり濃い訳ではありませんが、悪くないポイントですよ。
まとめ
冬のナイトゲームは正直、修行です。すぐには釣れてくれません。
しかし、寒さをこらえて魚を手にした時の充実感は、価千金です。
キャッチに至るまで、自分で考えて、考えて、情報を集めて、ようやく手にする一匹。
安定してキャッチできるまでになれば、あなたの釣りレベルは、かなり上級に上がっているはずです。
それぐらい、価値があります。
がんばって釣りましょう!では、よい釣りを!