激しくネタバレしますので、注意です。
とは言え、すでに各媒体で大まかな結果は報道されているので、大丈夫かな。
序盤の争い
前回の記事でも書きましたが、6周目にレジェンドオブヨシムラが転倒、戦線を離脱してしまい、辻村聡とシュワンツは決勝を走ることなく、今年の8耐を終える結果となりました。
転倒した青木は5箇所の骨折があったそうです。
スタート後の最初の1時間は、激しい争いが繰り広げられます。
しかしながら今年の序盤は小雨が降り、路面はハードウェットとなっており、レインでも速いTSRの秋吉が、どんどんリードを広げていきました。
めまぐるしく変わるコンディション
スタートから1時間を過ぎた頃から、路面はどんどん乾き、各チーム、スリックタイヤに変更していきます。
TSRは秋吉が稼いだタイム差を、レイに交代して順調にリードを積み上げますが、再び雨粒が落ち始め、あっという間にハードウェットに!
またもや合羽が大活躍です!
雨が降り出したタイミングで2番手まで追い上げたチームグリーンが、ヘアピンで転倒したり、セーフティカーが入ったり、混戦模様となって参りました。
中盤の争い
レースは中盤を迎えましたが、大きなトラブルもなく、TSRが順調に周回を重ね、リードをさらに広げていきました。
2位以下の争いは絶えず行われ、
ムサシ
ヨシムラシェルアドバンス
チーム加賀山
モンスターエナジーwithYSP
と、ピットインのタイミングや、直接対決などで順位が入れ替わる状況でした。
激感エリアに行ってみよう!
このころ、2コーナーのイン側にある「激感エリア」で写真を撮っていましたが、トップライダーとプライベート参戦のライダーの乗り方、フォームが根本的に違うことに気が付きました。
上の写真、チーム加賀山のエガーターと、YSPのパークス、ヨシムラのドピュニエ、ムサシの高橋ですが、彼らのフォームは不思議と似通っています。
高橋の写真の位置が、2コーナーの立ち上がりに近い部分なので、直接比較できませんが、ほかの3名はほぼ、同じ場所で撮影しています。
細かいところの違いはあれど、トップライダーは体の落とし込み方が半端ないです。
変わってプライベートチーム。
一目瞭然ですね。体をもっと落とし込み、それをバランスさせるためには、走行速度を高める。今はそういった走り方がトレンドのようです。
終盤戦へ!
TSRと2位以下は一周と少しの差がキープされ、このままTSRで決まるのかな、と思い始めた頃に、レースは急展開を見せました!